27.3.08

Ψフラグメント(松澤宥と最終美術思考工房展)4/1~6

展覧会とイベントのご案内.ParaGLOBEの伊丹裕氏を中心に『松澤宥と最終美術思考工房展』とイベントが行われます.この展覧会イベントは「ギグメンタ2008-美学校1969年の現在-展」内の企画の一つです.

「コンセプチュアルアートの創始者松澤宥(1963年に観念芸術を提唱)と思考を共有し,活動を同じくしたニルバーナ参加のメンバーや1969年〜1980年まで美学校で開講された「最終美術思考工房」のメンバーとメールアートで交流した多くの方々が収蔵している松澤宥の作品にメッセージを添えることで,松澤宥の難解な思考の経緯をスピリチュアルな部分も含め浮き彫りにすることを試みる.」

展覧会:
2008. 4/1~4/13 open11:00-close20:00 入場無料

イベント:
4/2 パフォーマンス“身体と自然の光の融合” 
出演:Group Du Vent(風組):Myriam+Iguy
start20:00-fin20:00. ¥1500
4/3 野口曉ソロダンス
start19:00-fin20:00. ¥1500
衣装:片山砂絵
4/4 松澤宥追悼「パーリ・ニルヴァーナ・パフォーマンス」「身体と音と映像の讃歌」
出演:赤土類+paraROUND(伊丹裕+仲村祥士)
tart19:00-fin20:00. ¥1500

会場: アートコンプレックス・センター
東京都新宿区大京町12-9, tel/03-3341-3253, mail/info@gallerycomplex.com

「ギグメンタ2008-美学校1969年の現在-展」2008. 4/1~4/13 open11:00-close20:00
入場無料 企画:美学校1969年の現在・実行委員 協力:アートコンプレックス・センター

【会期中は他にも連日多様なイベントが開催されます】
公演の予約,チケットの問合せ
美学校内「ギグメンタ2008-美学校1969年の現在」実行委員
〒101-0051東京都千代田区神田神保町2-20第2富士ビル3F
tel/03-3262-2529. fax/03-3262-6708. mail/bigakko@tokyo.email.ne.jp

アート塾アーベントのご案内

これまで開講30回を数えた第二期アート塾は,名称をアーベントとして継続します.

【要項】

アート塾は2006年春に夜間の講座として発足しました.リアル・タイムのアートのグローバルな動きと,20世紀から今世紀にかけてのアートの重要な考えかたの基盤を探ることが,その講座の主旨でした.この夜間の講座は,その後,稲本竜太郎の指導のもとに,20世紀の最も重要な思想を築いた一人である,ハンナ・アーレントの著作の精読を続けてきました.2008年4月以降は,この夜間の講座は,稲本竜太郎と小倉正史による「アート塾アーベント」として,引きつづきハンナ・アーレントの著作を読んで行きます.この講座にご関心のある方はどうぞご参加くださりようお待ちいたしています.この講座のいままでの資料は受講生が参加しているメンバーサイトにアーカイブされています.メンバーサイトへの参加は事務局(クリヤマ)へお問い合わせください.
小倉正史

◆毎週日曜19:30start ◆会場Para GLOBE
[予告や予定はウェブサイトで確認してください.]
http://seminarofart.blogspot.com/
◆事務局(クリヤマ)artseminar@gmail.com

アート塾のご案内,第3期開講,受講生募集!



【要項】

現代アートの基本を探る
現代アートを支える活動と考えかたを目指して

現代アートは,画廊や美術館などの展覧会だけでなく,テレビや印刷物による情報によって,さらにはビエンナーレやフェスティバルなどのイベントのおかげで,以前よりも一般によく知られるようになり,親しまれるようにもなりました.ですが,そうした現代アートの活動の背後にある考えかたや専門家たちの努力の傾向については,まだ,あまりよくは知られていないようです.この講座では,アクチュアルなアーティストたちの活動についての情報と同時に,そのアーティストたちの活動を支えているアートの潮流や考えかたに焦点を当てて見てゆくことにします.講師の一方的なレクチュアではなく,講座に参加してくださる人たちとの質疑応答やディスカッションを通じて,現代アートの問題点を明らかにすることによって,講師も含めた参加者の今後の活動につなげることが,この講座の目指すところです.興味をお持ちになる方々の参加をお待ちします.

小倉正史

◆年間を前後期に分けて開講します.
【前期】4月〜7月
20世紀末にアートは変化し,さまざまな広がりを見せました.また,アートについての考え方や,アートの社会的な受け取りかたも大きく変わりました.そうしたさまざまな局面での変化を振り返り,なにが起こったのかを考えて行きます.主要な項目としては,アートが欧米中心ではなくなったこと,アートを評価する基準が揺らぎ,どのようなものでもアートになる可能性が広がったことが挙げられます.
【後期】9月〜12月
今世紀に入ってからは,アートの変化はますます加速しています.しかし,アートを取り巻く環境は以前よりも緩やかではなくなり,そうした状況に対するアーティストの意識の持ちかたが重要になりつつあります.そしてアートはいっそう流動的に動き出しています.そのようなアートの潮流と実例に即して,それらを受け止める考えかたを探ります.

◆開講日
〈前期:11回,4/13, 20. 6/22, 29. 7/6, 13は日曜日. 5/17, 24, 31.6/7, 14は土曜日〉
4/13, 20
5/17, 24, 31
6/7, 14, 22, 29
7/6, 13
〈後期:10回,各日曜日〉
9/28
10/5, 12, 19, 26
11/9, 16, 30
12/7, 14

◆時間 PM16:00から18:00
◆会場 Para GLOBE(パラ・グローブ)東京都杉並区和田3-54-5-B1〈東京メトロ丸の内線;東高円寺駅徒歩5分〉tel.03-3315-6950

◇5/17, 24, 31.6/7, 14は, 会場 Gallery香染美術.東京都杉並区阿佐谷南1-10-1松永ビル1F 〈地下鉄丸の内線・南阿佐ヶ谷駅より徒歩3 分.JR 中央線・阿佐ヶ谷駅南口より徒歩10 分〉tel.03-3314-9106

◆受講料 1000円/1回(会場費として),予約不要(直接会場へお越し下さい)
[アート塾アーベント受講生は500円]

◆ゲスト講師をお招きする事があります
◆登録制 受講生はメンバーサイトに登録.メンバーサイトは講座情報の伝達や資料のアーカイブに利用しています.
◆ウェブサイト http://seminarofart.blogspot.com/
◆事務局(クリヤマ)artseminar@gmail.com

25.3.08

次回(第31回,3月30日)の予定する内容

今週日曜日の第30回で(途中飛ばした個所がたくさんありますが)H・アーレント著「精神の生活 上巻」最終節を講読しました.
そこで,来週第31回からは「精神の生活 上巻」の第1章第一節から改めてはじめます.
ご興味ある方はこの機会から是非ご参加ください.

start 19:30

20.3.08

FOR WHOM DO YOU SPEAK?


ロンドン発ープロジェクト参加のおねがい。

プロジェクト名: FOR WHOM DO YOU SPEAK?

コラボレーションプロジェクト: by Miyuki kasahara & Calum F. Kerr
展覧会日: 2nd May - 22nd May
オープニング日: 2nd May
会場: Shed-and-a-Half Gallery, Shoreditch, London

クレオール化とは、言語、文化などの様々な人間社会的な要素の混交現象であり、クレオール言語とは意思疎通ができない異なる言語の人々の間で聞き間違い、解釈の違いなどによって作り上げられた言語が次の世代によって体系化されたものを指します。
FOR WHOM DO YOU SPEAK?プロジェクトは全く異なる言語を話す人々から生まれるちぐはぐなヴィジュアル/オーラルコミュニケーションに焦点を当てる試みです。

ロンドンの展覧会場では実際に来場者と共にインスタレーション作品(笠原みゆき)とパフォーマンス作品(Calum F. Kerr)を通して新しい言語、文化が生み出される過程の実験を試みたいと思います。
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さてそこで皆様にお願いです。

<どうか画像/メッセージを送って下さい>
作品制作の為に、世界中のヨーロッパ言語以外を使う人々(例えば中国、韓国、日本、チベット、インドなど)から画像(写真、絵など)と短い文または文のみを集めたいと思っています。皆様にはコミュニケーションを取りたいどこか遠くにいる誰かへのメッセージとして画像や短い文などを送って頂きたいのです。

<画像/メッセージについて>
画像/メッセージですが、例えば世界中で繰り広げられているSETI (Search for Extra-Terrestrial Intelligence)=地球外知的生命体探査プロジェクトの一つであるNASAの探査機ボイジャーの「地球のささやき」と名付けられた宇宙人に宛てた画像や音などのメッセージを含んだディスクとか、身近なものでメッセージをつけて飛ばされた風船、メッセージを入れて海に流された瓶といったような物を想像してもらえると良いです。見つけてくれるだろう誰かに宛てたメッセージとして、あなただったらどんなメッセージを付けて海の向こうの彼方の人に風船を飛ばしますか?

このプロジェクトの為に少なくとも100個の画像と文が必要です。一人幾つからでも構いません。送って頂いた物は全て展示させて頂きたいと思います。あまり深く考えないで出来るだけ沢山送って頂けると嬉しいです。
画像サイズですが最小で1MB(150ピクセル)ぐらいあれば十分です。ですがもしサイズを変えたりするのはよくわからん?というのであれば私がなんとかしますのでそのまま送って頂いて結構です。勿論、携帯で撮った写真でも大丈夫です。
短文ですが日本語でお願いします。(ここがポイント)手書きの物を画像としてつけて頂けるのであればローマ字書きでお願いします。オーラルコミュニケーションと云っている様に来場者は口に出して文を読まなければならないからです。画像/メッセージは郵送でも結構です。但しこの場合は返却は不可ですのでどうかご了承下さい。また締め切りよりも少し早めにお願いします。

<締め切り2008年4月2日>
画像や文をそのまま展示する訳ではありませんので作品制作時が必要な為4月2日までにこのメールアドレス
miyukikasahara@hotmail.comに送って頂けると助かります。

郵送での送り先は
Miyuki Kasahara
145 Hassett Road, London
E9 5SH
England, UK

<フィードバック>
展示、パフォーマンス風景等は写真、ビデオに記録し私のHP:www.miyukikasahara.com そしてギャラリーのHP: www.shedandahalfgallery.comにアップします。またその他プレス関係に掲載された際にも皆様にお知らせ致します。

<そしてお願い>
また皆様のお知り合い、お友達で興味があり参加したいという方がいらっしゃったら是非是非このメールを転送して下さい。どうかどうかご参加よろしくお願いします。
では皆様からの便り楽しみにお待ちしています。


from Sugiyama

18.3.08

次回(第30回,3月23日)の予定する内容

ハンナ・アーレント,哲学,アートについてのフリートーク
いままでのアーレントの読解を踏まえてのみなさんの意見・感想などをお聞きします.
それから,哲学やアートについて,どのようにつなげられるか,討議しましょう.
(その前に,哲学とはなにか,アートとはなにかという討議が必要かな?)
時間があまれば,カナダから持ってきたダンスヴィデオのDVDをお見せします.
《「精神の生活 下」巻末の「訳者の後書き」はかならず読んで来て下さい.》
19:30start

12.3.08

次回(第29回,3月16日)の予定する内容

ハンナ・アーレント「精神の生活 上巻 思考」の第20節「ヌンク・スタンス」の続きから講読します。最近の展覧会など近況の報告も予定しています.

5.3.08

次回(第28回,3月9日)の予定する内容

前半,ハンナ・アーレント「精神の生活 上巻 思考」の第20節「ヌンク・スタンス」を講読します。
後半,最近のいくつかの展覧会(Artist File 2008 など)についての報告があります.