24.6.08

アート塾の予告:第10回 7/6 Sun. 【ゲスト講座開催】

【開催要項】

7月6日の第10回アート塾では、小倉正史のレクチャーに続き,田所政江さんをゲスト講師としてお招きし「民衆版画である中国年画」についてお話いただくことになりました.

この第3期アート塾は4月13日に第1回を開催しこの第10回が前期の最後となります.
今期のアート塾では、まず美術にまつわる言葉の問題からはじまり,日本と西欧の言葉の意味のギャップ,明治維新以前と以後の日本語の変化と美術についての考え方が多く違ってきたことを取り上げました。そして、1980年代当時の美術の主要な問題を扱い、特に1990年代からの美術についてどのように考えることができるのかを事例を紹介し考察してきました。そしてこれからの展望をどのように考えていくのかという問題へと進んでいこうとしています。

◆日時:2008年7月6日(日)午後4時〜8時15分
◆会場:ParaGLOBE
◆受講料:¥2,000(各¥1,000)予約不要.当日直接会場へお越しください.
◆問合せ先:artseminar@gmail.com(アート塾事務局)

◆第一部:午後4時〜6時
◇講師:小倉正史
◇テーマと概要は後日ウェブサイトに掲示いたします.
http://seminarofart.blogspot.com/2008/06/76-sun.html

◆第二部:午後6時15分〜8時15分
◇ゲスト講師:田所政江
◇テーマ:「民衆版画である中国年画」
招福辟邪の内容を持った民衆版画である中国年画を紹介する。これら年画は、歴史も古く近隣諸国へも大きな影響をおよぼしたばかりでなく、現在も中国の民衆に好まれています。さらに、これらをテーマにする中国現代美術作家もいます。今回のレクチャーでは、実作品およびスライドを使用して紹介いたします。

◇ゲスト講師のご紹介
1971年 早稲田大学大学院 文学研究科 芸術学博士課程修了
1984年 中国国立中央美術学院 中国美術史修士課程修了
1975-78年,1981-84年 北京滞在
早稲田大学エクステンションセンター講師,共立女子大学講師,などを経て,
現在,女子美術大学講師.
「もっと知りたい中国Ⅱ 社会文化論」弘文堂,共著
「現代中国事典」岩波書店,美術の章,共著,など.

【アート塾は9月から後期の開催を予定しています】

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